副理事長 石田 昌平

 副理事長基本方針
 日本は会社組織が中心となり、戦後素晴らしい成果を上げてきましたが、バブル崩壊以降、近隣諸国の台頭、少子高齢化等の様々な問題がのしかかり、かつてのようには世界に通用しなくなっています。日本は過剰に協調性が求められる社会であり、出る杭は打たれるといった風潮があります。特にぎふのまちは全国と比較しても現状で何とかなるだろう、誰かが何とかしてくれるだろうという保守的な意識が強いそうです。しかし現在の経済不安や複雑な社会情勢を乗り切るためには現状を打破しなければなりません。日本的な組織の強みは維持しつつも、個人が成長し突出したリーダーとなり、仲間を巻き込み組織を変革することで、「明るい豊かな社会」となっていくのです。
 私たち岐阜JCは青年経済人が集う団体として、メンバーそれぞれが成長し、人間的にも経済人的にも地域の模範となるような存在となる必要があります。個の力を強めることで組織全体の力も上がります。更に、私たちの思いを伝えることで同志を集い、お互いの価値観をぶつけあい切磋琢磨していけるより多くの機会を得ることで、岐阜JCから突出したリーダーが次々と輩出されるのです。また、ぎふのまちの人々に対しても、置かれた状況を客観視し、立ち行かなくなった保守的なやり方ではなく、私たち岐阜JCと市民、各種団体、企業、行政が力を合わせ現状を打破する必要性を理解するべきです。そして私たちの活動を私たちの世代だけではなく幅広い世代の方に見てもらい、また、参加してもらうことで活動を理解し共に未来を切り開いていけばぎふのまちの未来は明るいものとなるのです。
 JCは学びと友情を得ることのできる団体です。そして何より素晴らしいのは多くの同志と出会い様々な経験ができるということです。そこで得た経験は自身の強みとなり成長に繋がるのです。私は副理事長として、また、卒業生として、どんな事業にも全力で臨みパワフルに立ち振る舞います。岐阜JCのみんな熱く燃えたぎろう。すべてはぎふのまちのために。