社会体験委員会 委員長 鷲見 友宏

1.委員長基本方針
 昨今の子供たちは成熟した経済による豊かさの中にあり、安定を好む傾向があります。しかし、時代の変化が急激な現代社会においては、リスクを恐れてばかりでは成長は望めません。いずれ子供たちは厳しい競争社会に身を置かねばならず、そこで生き抜いていくには、失敗しても諦めず挑戦し続けるための力となる飽くなき向上心の醸成が必要なのです。
 「社会体験事業(仮称)」では、子供たちが仲間と協力して会社を作り上げ運営する過程で、実際に来場者に商品を販売するという、実社会に近い仕組みを体験します。子供たちが主体的に考えながら話し合い、仮説から目標を設定し販売を実行することで、自らの手で作り上げることを実感し、意欲的に取り組んでいただきます。販売実施後には結果を分析し、問題点を抽出した上で、その解決手段を考えるプロセスを学びます。結果の成否に拘らず、来場者に喜んでいただいた経験を糧として、失敗を恐れず挑戦することの大切さを感じ、目標の実現に向けて積極的に取り組む向上心を育みます。「どてかぼちゃ」では心躍る内容で興味を惹き、取り組むべきことと得られることを分かり易く伝えて積極的な参加へと繋げます。
 委員会メンバーには子供たちのより良い未来を目指し努力するエネルギーを感じ取り、子供たちを導く青少年育成事業の素晴らしさを再認識し、これからの活動に活かしていただきます。私は委員会メンバーと熱意を持ち理想を語り合い、新たな領域への飽くなき挑戦を続け自らの向上心を持って過去の自分を凌駕します。
2.事業計画

 4月/「どてかぼちゃ」の発刊・配付

 7月~8月/「社会体験事業(仮称)」

 9月/9月例会報告(9/9)

10月/事業報告書作成

10月/行政懇話会

    <全体事業の支援・2017年度新入会員募集の支援>

3.事業予算
年間委員会事業費・・・・・・・・・・・・・・・・・・2,235,000円