国際化や情報化、技術革新が急速に進む中で、社会の変化は激しさを増しており、もち合わせる知識や経験だけでは将来を見通すことがますます難しくなっています。私たち日本人が次代を切り拓いていくためには、新たな学びを得ることに加え、自身に蓄えた学びを有効に掛け合わせ、魅力あるアイデアを創出していく必要があります。そして、自身の考え方にとらわれることなく、あらゆる可能性を考慮した多角的な視点から導き出される発想力を発揮し、人々が惹かれる価値を創出しなければなりません。そのためには、見定めた課題に対し、様々な観点からアプローチする姿勢を貫き、新たな道を切り拓こうとする気概をもち続ける人財が必要なのです。
本年度人財育成室では、市民に今までの考え方にとらわれることなく、多角的な視点で課題を捉え思案することが、斬新な発想に繋がり活路を見出していけるのだと再認識して、自ら将来に希望を見出し挑戦していく人財に成長する機会を創ります。青年経済人には、自ら学びを得て柔軟な思考力を養い、多方面から課題に取り組み挑戦し続けることが、人々を惹きつける新たな成果に繋がると気づき、自ら行動していくきっかけを創ります。青少年には、社会の中で行われている様々な体験を通して、自身にはない視点や考え方を学ぶことで、柔軟性を身に着け発想力を高めるきっかけに繋げます。また、新たに得た学びや経験から考え行動することで自信が生まれ、何事にも挑戦していく意欲を育み、思い描く未来へ突き進む力に繋げます。
私は室長として、両委員長が事業構築をしていく中で困難や挫折しそうなときに、厳しさと愛情をもって接していきます。そして、両委員長が自身のもつ無限の可能性に挑戦していく中で、自身を磨き上げ、周りから必要とされ、頼れるリーダーへと成長できるよう導いていきます。そして室メンバーには、人財育成事業の大切さを再認識すると共に事業構築の中で充実感や達成感を得ることで、自身の成長に繋げます。